ジャンル別の若者向け人気メンズブランド情報

国内外には様々なタイプのメンズブランドが存在します。具体的には、継投で言うとカジュアル系もあればストリート系のブランドもあります。また、1着あたりの単価が数十万円するブランドがある一方で、単価が1000未満の低価格ブランドも存在するような状態です。関連…メンズブランド買取

そんな中から、ジャンル別の人気ブランドをご紹介していきますので、ファッション初心者のかたは是非参考にしてみてください。

XLサイズを展開しているおすすめメンズブランド情報

きれいめカジュアル系の人気ブランド

「メンズノンノ」「FINEBOYS」といった、いわゆる"きれいめ"のカジュアルスタイル系雑誌では、上品な雰囲気のカジュアルブランドが紹介されています。その中で、こういった路線の雑誌の読者の間で際立った人気を誇っているのが「ファクトタム(FACTOTUM)」というブランドです。

こちらは東京モード学園を卒業したのちセレクトショップ大手のBEAMSで働いていた有働幸司氏が2004年に立ち上げたメンズブランドになります。立ち上げ当初から圧倒的なデザイン性の良さが評判となり、瞬く間に国内メンズブランドの頂点に辿り着きました。

2000年代後半からは世界的なファッションショーである東京コレクションにも参加し始め、ハイファッション業界関係者からの高い評価も獲得します。2010年代に入ると、数々の若手男性有名人御用達ブランドとしても有名になっていき、さらにファンの数が増加しました。

なお、コレクションブランドだからといってそんなに価格帯が高いわけではありません。デザイン性は国際レベルながら大半の衣料品単価は1万円から3万円で購入できます。単価1万円から3万円も出せないと感じる若者の間では、ファッションビルに出店しているアダストリア社の「HARE」が大人気です。

こちらも東京コレクションに参加しているれっきとしたコレクションブランドになります。しかし単価は5000円から1万円程度で、セールの時期であれば3000円前後でかなりハイセンスなデザインの衣料を入手できます。

ストリート系の人気ブランド

Smartをはじめとした「ストリート系」と呼ばれる若者向けファッション雑誌では、ストリート系のメンズブランドがたくさん紹介されています。その中で若者の間で特に人気が高いブランドというと、文化服装学院出身のデザイナーで牧瀬里穂さんの夫としても知られるNIGO氏の「A BATHING APE」が挙げられます。

かつては迷彩柄の商品が目立つ完全なストリート系ブランドでしたが、2010年代に入ったあたりからはある程度カジュアルテイストも取り入れています。カジュアル要素を取り入れてからはファン層を広げ、今では世界中の幅広い人達の間で大人気となっています。

海外コレクション系の人気ブランド

パリコレやミラノコレクションに参加しているブランドの衣料というものは基本的に超高額です。

衣料1アイテムあたりの単価が10万円から30万円くらいであるのは当たり前で、ジャケット・コートといったアウター商品やスーツ一式となると50万円から100万円の値がつけられている場合もあります。

しかし、すべてのブランドが超高額という事はなく、若い男女をターゲットにした一部ブランドに関しては安く商品が手に入ります。そんな中、ある程度のお金があるほか周囲とは違うコーディネートで街を歩きたいという人の間で低価格系コレクションブランドは高い人気を誇ります。

具体的に言うと、世界的な日本人デザイナー・高田賢三氏が1970年に興した「KENZO」というパリコレブランドの商品は特に若い男女の間で人気があります。2010年代に入ってアジア系男女デュオがクリエイティブ・ディレクターに就任してからは路線を高級系から低価格系にチェンジしました。

そして若いデザイナーデュオは明確に若者をターゲットにした作品作りを行っていきます。すると、若者受けする華やかな雰囲気のキャップやトレーナー・小物(スマホケース等)が全世界の若者の間で大ヒットし、低迷していたブランドの人気は息を吹き返しました。

スマホケースであれば1万円未満で手に入るほか、財布やKENZOロゴ入りのキャップあたりも1万円台で手に入ります。衣料品はセールの時期でないと1万円台くらいでは買えませんが、世界中で大ヒットしたKENZOロゴ入りトレーナー(スウェットシャツ)などは3万円前後で買えます。

低価格系の人気ブランド

おしゃれに特に興味がなく、あまりファッションにお金をかけたくないという若者の間では「低価格カジュアル」に分類されるブランドが人気です。まずメンズ専業系でいうと、アダストリア社が全国展開するショッピングセンター系ブランド「レイジブルー(RAGEBLUE)」の人気が高い事で知られます。

続いて男女両方を対象にしている低価格カジュアルブランドで言うと、ファーストリテイリングによる「GU」や「ユニクロ」のメンズ商品が高い人気を誇ります。また、しまむら社による若者向けカジュアルブランド「アベイル(Avail)」でも、安いメンズ商品がたくさん販売されています。

その中で、ユニクロに関しては装飾性はないものの機能性に特化しているほか作りが丈夫なため、一度買ったら長く着られるものを探しているかたには特におすすめです。一方、「GU」「レイジブルー」「アベイル」に関してはデザイン性も強く意識しており、安くてトレンディーな服を着たい人向けと言えます。

通販限定の人気ブランド

事業規模は小規模でブランド名はコロコロ変わるものの、楽天市場には自社企画・生産した安くてデザイン性も極めて高い独自商品を販売している店があります。そういった店では、低価格カジュアルブランドと同じくらいの値段で極めてデザイン性が高い商品が販売されており、その事を知っている若者の間では高い人気を誇ります。

具体的には3000円程度でコレクションブランド並みのデザインの商品が手に入りますが、何故安いかというと、それは実店舗の運営コストがかからないからです。